many806さん
本当にタペット音だとすると、シム調整することになります。
shixyugixyabazaさんも仰るように、タペット(バルブリフター)はほとんど摩耗しません。
タペクリの広がる要因としては、バルブの摩耗(これも限りなく少ないと思う)、バルブフェイスへのカーボン堆積でしょうか。
もともとのクリアランスが公差内の上限だったとすればそれを越すことは案外簡単なのかもしれません。
可能性としてはバルブシートやバルブフェイスの方が圧倒的に大きいと思います。
バルブシートは、荒れはしてもカーボンは意外と付いていません。
フェイスの方は結構堆積しています。
カムのプロフィールは、最初(と最後)はゆっくりと立ち上がります。
この間にタペットに優しく接触しはじめてタペット音を出さない� ��うに(衝撃を与えないように)します。(約0.1mmリフト)
その後、急激に立ち上がり最大リフトに達します。
自動車用バルブのEGRは何の略ですか
タペットクリアランスが広がると、この「優しく接触」ができなくなるために音が発生するのです。
しかも、クリアランス(=無効リフト量)が大きくなると、全てのリフト量がその分小さくなります。
つまり「ローカム化」です。
できることなら、クリアランスの下限狙いの方がパワーは出ます。
(しかし当然のことながら圧縮不良のリスクは増える)
まずは、手軽な方法からトライしてみましょう。
先日もなにかの質問に答えた方法ですが、キャブクリーナーやエンジンコンディショナーなどのケミカルを利用します。
これは液状よりも泡状の製品が好ましい。
キャブを外して、インテークポートからバルブフェイス目がけ� ��たっぷりと吹き付けます。
4気筒ですからクランクを180°ずつ回転させながらの方が効果的かもしれません。
プラグは圧縮を抜くために外しておいた方が良いし、ついでにそこからも吹き込めばよい。
トラクターカットデッキを向上させる方法
プラグはきれいでも開けてみるとカーボンは溜まっているものですよ。
これで燃焼室はかなりきれいにできます。
パワーも復活するかもしれません。
(もちろんバルブシートまできれいになるわけではない)
次はタペクリの確認。
これはご自分でもスキルをお持ちのようですから割愛いたします。
16バルブのタペクリ調整はなかなかやっかいですよ。
最初に測定したクリアランスに合わせて、シムを交換する。
元通り組み付けたら目標のクリアランスになるはず・・・がなかなかそうはいきません。
多分カムの組み方にバラツキがあるのだと思いますが、最初はやればやるだけ予定通りになりません(苦笑)
つい でに、シムの研磨は無駄でした。(S/Mにはするなと明記)
オイルストーンで1時間磨いて・・・マイクロメーターには現れない程度(0.01mm以下)です。
ショックを運ぶロード
ヘッド(腰上まで)のO/Hはエンジン車載状態でできると思いますよ。
シリンダーとクランクケースが一体でないなら、ピストンまでアクセスできます。
ピストンリングを交換して、必用であればシリンダーのボーリングとOSピストンに交換(17000kmでは不要でしょう)
ヘッドはバルブシールの交換とバルブシートカット&摺り合わせ(これはショップに頼んだ方が賢明)
ヘッドの脱着を自分でやればバルブシートカット&摺り合わせを3000円/本とすれば、ガスケットなども含めても10万円も掛かりません。
まあ、17000kmだし、ここまでは特にする必要ないかも、とも思います。
蛇足かもしれませんが、私のゼフ� �ー750では、キャブの負圧用連結チューブを指で潰すと「タペット音に似た音」が消えます。
理由はまだわかりません。
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